甲状腺とバセドウ病

バセドウ病の発症原因と内科療法について

甲状腺機能亢進症であるバセドウ病の特徴

甲状腺機能亢進症であるバセドウ病の特徴

バセドウ病と言いますのは、甲状腺ホルモンが度を越して分泌されることによって発生します。身体全体に特有の症状がでますが、僅かずつ現れることから、自分自身でも気がつかなかったり、或いはどのタイミングで発病したか分かりづらい病気といえます。女性の方は男性の方の3から5倍も多く発生するといわれています。とりわけ20から30歳代に非常に多く生じます。

バセドウ病にかかる主な原因について

病気にかかる原因として、免疫反応に大事な役目を果たしているリンパ球が、自分自身の甲状腺を自分自身ではないと考え、自己抗体をつくり免疫の異常をもたらします。こうした自己抗体が下垂体より出てくる甲状腺刺激ホルモンと一緒のはたらきをすることから、ホルモンが必要以上に分泌されることになります。ファミリーの体質の遺伝が関与するといわれています。療法には、内科療法、取り除く外科療法、放射性ヨードを内服する治療法があります。ドクターと話し合いをしながら、自分自身にフィットした治療法をセレクトしますが、まず第一に薬を活用する内科療法からはじめるのが通例です。 内科療法で活用する抗甲状腺剤には2つのタイプあります。いずれを使用するにしても、多くのケースでは1年半以上の服用が不可欠です。そして、じんま疹、或いは関節痛などの副作用がある方には不適です。どういった人でもかんたんに実践できるメリットがありますが、時間がかかり、副作用というデメリットもあります。

外科療法及び放射性剤治療の特徴

外科療法が成功した場合、薬を飲まなくても普通の日々の生活が送れます。女性の方は、首に残存する手術あとが心配なところですが、さほど目立ちません。薬が効かない方、あるいは甲状腺において腫瘍が見られる方などを対象に実行します。修復が早いという利点がありますが、入院が求められることや首に対して傷あとが残存するという注意点もあります。 また、放射性剤治療と言いますのは、多量の放射性ヨードを飲む方策です。こちらの薬は海藻類に含有されるヨードと化学的に同一の性質を有しており、甲状腺の細胞のみが破壊され、ホルモン分泌の量が減ります。この治療をすると、10から20年後に反対に甲状腺機能低下症になる方も多いですが、その際はホルモンを補てんします。薬の副作用がある人や、手術が実現不可能な方にピッタリですが、妊娠している人、授乳中の人にはフィットしていません。1日あたり1回飲めばよく、外来でも治せるといった利点がありますが、治療した後、機能低下症に見舞われやすいといった留意点もあります。

人気記事ランキング